21日後・稼働安定度レポート
対象機種:2021年9月6日リリース機(パチンコ)
9月6日リリースの8機種のリリース3週間終了時点での稼働安定度レポート。本文において使用したデータは文末に掲載している。
まず注目の「Pデビルマン疾風迅雷S-X1 YT959」(以下「デビルマン」)は、60分以上遊技者比率20%オーバーを維持しており、1人あたりアウト構成比(補足1)は14.4%となった。リリース3週目終了時点ですでに「P牙狼MAXX-MC」(以下「牙狼月虹」)と稼働安定度評価は同水準の「B+(やや安定)」までダウンしており、先行きが不安視される。8月2日リリースの「Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーンb」(以下「ユニコーン)が依然として「S(盤石)」をキープしており好調を保っていることもあり、今後プレイヤーが「デビルマン」から「ユニコーン」への回帰するという流れを生む可能性がある。「デビルマン」としては少なくとも「牙狼月虹」よりも先に稼働安定度を下げることは避けたい。
ミドルタイプ(ほぼライトミドル)の「Pルパン三世11M1AY5Y」(以下「ルパン」)と「Pコードギアス 反逆のルルーシュbF」(以下「コードギアス」)はほぼ同レベルのアウトとなっているが、稼働安定度は「ルパン」の方が良好で「コードギアス」には不安定さが出始めた。しかしながら、「コードギアス」は60分以上遊技者比率が4.4ポイント高く、コンテンツファンによる長時間遊技に支えられている印象を受ける。少台数設置×長期間運用という戦術が適しているかもしれない。
甘デジ4機種の中では、唯一「PAぱちんこ冬のソナタForeverMA1」が稼働安定度評価「B+(やや安定)」となったが、特に「PA競女V3A」「PAナムココレクションAA」はすでに「C(不安定)」となっており、今後のアウトをあまり期待できない。
(補足1)本レポートにおける稼働データはSUNTAC社「TRYSEM」の週間客数データを使用
(補足2)1人あたりアウト構成比(%)= 1人あたり平均アウト / 機種平均アウト × 100 :1人のプレイヤーが占める平均アウトへの影響を確認するための指標。多くのプレイヤーにより機種平均アウトが形成されている場合、1人あたりアウト構成比は低くなり、対象機種での遊技をやめた場合の機種平均アウトへの影響が少ないため安定感がある。
新機種リリース3週後安定度レポート